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年末は「片頭痛の引き金」が増える季節

[2025.12.06]

12月は、仕事の締め切り・忘年会・家の片付け・イベント続きなど、1年の中でも最も忙しい時期です。
頭痛外来でも「年末になると片頭痛が悪化する」という方が増えます。

実は片頭痛はストレスの増加と急激なストレスの解放(いわゆる“休日片頭痛”)の両方で起こりやすく、年末はその条件が揃いやすいのです。

① ストレス・疲労の蓄積

緊張が続くと自律神経が乱れ、脳の痛み感受性が高まります。睡眠不足も大きな誘因です。

② 食生活の乱れ・アルコール

忘年会シーズンは、

  • 赤ワイン

  • チョコレート

  • チーズ

  • 食べ過ぎ
    など、片頭痛を誘発しやすい要因が増えます。

③ 寒暖差と血管反応

外気温と屋内の暖房の差が大きく、血管の収縮・拡張が繰り返されて頭痛が起きやすくなります。

今日からできる「頑張りすぎないセルフケア」

● ① 予定を“全部こなそうとしない”

年末は「やらなきゃいけない」という心理で負荷が増えます。
タスクを3つに絞る、優先順位をつけるだけでストレスが軽減します。

● ② 睡眠リズムを崩さない

片頭痛は「寝不足」と「寝すぎ」どちらでも誘発します。
いつもより ±1時間以内 を目安に調整してみましょう。

● ③ こまめな休息(マイクロブレイク)

5分でOK。

  • 深呼吸

  • 首まわし

  • 目を閉じる
    など、短時間の休憩が脳の“緊張リセット”になります。

● ④ アルコールは“量よりペース”

頭痛になりやすい方は、

  • 飲む前に水を1杯

  • 1杯飲むごとに水を追加
    これだけで翌日の頭痛リスクが下がります。

● ⑤ 頭痛薬は「痛くなる前」に正しく使う

片頭痛は前兆や違和感の段階で飲む方が効果的です。
「我慢して悪化させる」のは逆効果になることがあります。受診の目安:こんなときはご相談ください

  • 頭痛が月10回以上ある

  • 市販薬が効きにくくなってきた

  • 年末・繁忙期だけ症状が強くなる

  • 吐き気・音や光がつらい

  • お薬の使いすぎが心配

片頭痛は適切に治療すれば、年末の忙しい時期でもコントロールできます。

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