忘年会シーズンの頭痛 〜アルコールと頭痛の関係〜
12月になると増えてくるのが忘年会。楽しい時間のはずが、「翌朝ひどい頭痛でつらい」「飲んでいる最中から頭がズキズキする」と悩まれる方が多く来院されます。実はアルコールは頭痛、とくに片頭痛を強く悪化させやすい要因の一つです。
アルコールが頭痛を引き起こすメカニズム
アルコールによる頭痛には、いくつかの仕組みがあります。
血管拡張作用
まず有名なのが血管拡張作用です。アルコールを飲むと脳の血管が広がり、これが片頭痛の引き金になります。飲酒後すぐに起こるズキズキした痛みは、この影響が大きいと考えられています。
脱水症状
次に重要なのが脱水です。アルコールには利尿作用があり、体の水分が失われやすくなります。脱水は頭痛を悪化させる代表的な原因で、「二日酔い頭痛」の大きな要因でもあります。
ヒスタミンやチラミンの影響
さらに、赤ワインなどに含まれるヒスタミンやチラミンといった成分も、片頭痛を誘発することがあります。「特定のお酒だけで頭痛が出る」という方は、この影響を受けている可能性があります。
忘年会シーズンを乗り切るための3つのポイント
では、忘年会シーズンを乗り切るにはどうすればよいのでしょうか。ポイントは以下の3つです。
- 空腹で飲まない(必ず食事と一緒に)
- お酒の合間に水をこまめに飲む
- 頭痛が出やすいお酒を無理に飲まない
飲酒による頭痛が頻繁に起こる場合は専門医へ相談を
「毎回、飲酒で頭痛が起こる」「少量でも強い頭痛が出る」という場合は、片頭痛体質の可能性があります。我慢せず、頭痛専門医に相談することで、予防薬や対処法が見つかることも少なくありません。
忘年会は無理をせず、“頭にやさしい飲み方”で楽しみましょう。
赤坂おかだ頭痛クリニックのWEB予約
