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マイナ保険証についてのご案内

2025年8月から、健康保険証の運用が大きく変わります。このページでは、従来の健康保険証とマイナ保険証について、わかりやすく説明します。当クリニックでのスムーズな受診のために、ぜひご確認ください!

1. 健康保険証の今後は?

2024年12月2日から、従来の紙やプラスチックの健康保険証の新規発行が停止されました。ただし、現在お持ちの健康保険証は有効期限まで(最長2025年12月1日まで)使用可能です。ただし、75歳以上の後期高齢者の方は、2025年7月31日で健康保険証が使えなくなります。その後は、マイナ保険証または資格確認書を使って医療機関を受診することになります。

ポイント

  • 会社員の方:2025年12月2日から健康保険証は使用不可。

  • 国民健康保険加入者の方:保険証の有効期限(多くの場合2025年7月または8月)まで使用可能。

  • 後期高齢者の方:2025年7月31日まで健康保険証が使えますが、期限切れの保険証から順次使用不可。

今すぐ確認!
お手持ちの健康保険証に有効期限が記載されているかチェックしてください。期限が近づいている場合は、早めにマイナ保険証への切り替え準備を始めましょう。

2. マイナ保険証とは?

マイナ保険証とは、マイナンバーカードを健康保険証として利用できる仕組みです。マイナンバーカードに保険証の機能を登録することで、医療機関や薬局での受診がスムーズになります。

マイナ保険証のメリット

  1. 手続きが簡単
    カードリーダーにマイナンバーカードをかざすだけで受付が完了。保険証の切り替えや更新の手間が減ります。

  2. 医療費の負担軽減
    高額療養費制度が自動適用され、窓口での支払いが自己負担限度額までに抑えられます。事前申請が不要!

  3. 医療情報の共有
    同意すれば、過去の診療や薬の情報を医師や薬剤師と共有可能。適切な治療や薬の処方が受けやすくなります。

  4. 確定申告が楽に
    マイナポータルで医療費情報を確認でき、e-Tax連携で医療費控除の申請が簡単。

  5. 緊急時にも安心
    救急搬送時などに、薬や病歴の情報を迅速に共有でき、適切な治療につながります。

マイナ保険証の作り方

マイナ保険証を使うには、マイナンバーカードの取得利用登録が必要です。

  1. マイナンバーカードの取得

    • まだお持ちでない方は、スマホやパソコン、郵送、市区町村窓口、証明写真機で申請できます。

    • 申請から受け取りまで1~2ヶ月かかる場合があるので、早めの申請がおすすめです。

  2. 利用登録の方法

    • スマホ:マイナポータルアプリでカードを読み取り、登録。

    • コンビニ:セブン銀行ATMでカードを挿入し、画面の指示に従う。

    • 医療機関・薬局:受付のカードリーダーでその場で登録可能。
      ※登録には4桁の暗証番号または顔認証が必要です。

3. マイナ保険証を持っていない場合は?

マイナンバーカードを持っていない方や、マイナ保険証の登録をしていない方には、資格確認書が発行されます。この書類で、従来の保険証と同じように保険診療を受けられます。

資格確認書とは?

  • 発行対象:マイナンバーカードを持っていない方、登録していない方、カードの有効期限が切れた方など。

  • 発行時期:2025年7月~12月頃に、加入している保険者(協会けんぽ、自治体など)から自宅に送付されます(申請不要)。

  • 有効期限:1~5年(保険者により異なる)。

  • 後期高齢者の方:2026年7月末まで、申請なしで資格確認書が交付されます。

注意
資格確認書は一時的な措置で、将来的にはマイナ保険証への移行が推奨されています。医療情報の共有や高額療養費の自動適用などのメリットは、マイナ保険証でのみ利用可能です。

4. よくある質問

Q1. マイナ保険証は必ず作らないといけないの?
A1. マイナンバーカードの取得は任意です。マイナ保険証を使わない場合は、資格確認書で受診できます。ただし、マイナ保険証の方が便利でメリットが多いため、切り替えがおすすめです。

Q2. マイナンバーカードを紛失したらどうなる?
A2. マイナンバー総合フリーダイヤル(0120-95-0178)に連絡して利用停止手続きをしてください。市区町村窓口で再発行(通常1~2週間、2024年12月以降は最短5日)可能です。紛失中は資格確認書や有効期限内の保険証で受診できます。

Q3. セキュリティは大丈夫?
A3. マイナンバーカードのICチップには医療情報や税・年金情報は保存されていません。顔認証や暗証番号で本人確認を行うため、なりすましや不正利用のリスクは低いです。紛失時も24時間365日の停止手続きで安心です。

Q4. マイナ保険証に対応していない病院は?
A4. 一部の小規模な医療機関では対応が遅れている場合があります。受診前に病院のウェブサイトや電話で確認してください。対応していない場合は、資格確認書や有効期限内の保険証で受診可能です。

5. 今すぐできる準備

  1. 保険証の有効期限を確認
    お手持ちの保険証に記載された期限をチェック。後期高齢者の方は2025年7月31日が期限です。

  2. マイナンバーカードの取得・登録
    カードを持っていない方は申請を、持っている方はマイナポータルや医療機関で利用登録を。

  3. 有効期限の確認
    マイナンバーカードには「電子証明書(5年)」「カード本体(10年)」の2つの有効期限があります。どちらかが切れると使えないので、更新時期を確認しましょう。

  4. 旧保険証の保管
    有効期限が切れた保険証も、2026年3月31日までは一部の医療機関で使える場合があります。捨てずにとっておきましょう。

6. まとめ

2025年8月以降、医療機関での受診にはマイナ保険証または資格確認書が必要です。特に後期高齢者の方は7月末で保険証が使えなくなるため、早めの準備が大切です。マイナ保険証は、受診の手間を減らし、医療の質を高める便利なツールです。今のうちにマイナンバーカードの取得や登録を進めて、安心して医療を受けられるようにしましょう!

お問い合わせ
ご不明な点は、マイナンバー総合フリーダイヤル(0120-95-0178、24時間365日対応)またはお住まいの市区町村窓口までご連絡ください。

(出典:厚生労働省、デジタル庁)

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